<< プシュケの涙 main 萌えの死角 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- - -
風が強く吹いている


「俺は知りたいんだ。走るってどういうことなのか。」


 人生の中で「やれるだけやりきった」と思える瞬間はそんなに無いと思います。どれだけ頑張れるか、それを試すことの出来る時間は限られていて、その時間のことを青春と呼ぶんじゃないかな、と。
 つまり、その意味でこれは青春小説なわけです。ほとんど素人集団ながら、箱根駅伝を目指す10人の大学生達の話。フィクションな上に登場人物が多いので大変と思うかもしれませんが、三浦さんのタッチのおかげで人物関係がスムーズに頭に入ってきます。会話のテンポが良いので笑わされることもしばしば。細かい描写に三浦さんはよく調べて書いたんだなあと思わされます。また、山口晃さんの装画のおかげで人物像が想像し易いのも有難いです。しかしこの表紙、日本画的な描き方と所々に挟まれる小ネタに引き込まれますね。ポスターにして部屋に飾っておきたいぐらい。
 運痴なのでスポーツモノは苦手だと思ってたんですが、予選での不安と緊張、駅伝本番での10人それぞれの走る姿と思いに、読んでいて不覚にも涙が出ました。読みながら一緒に走ってる気持ちでした。読後が非常に爽やかです。


(2009.3.10)
book comments(0) trackbacks(0)
スポンサーサイト

- - -
comment
comment









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
trackback

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>

Categories
Selected Entries
Archives
Recent Comment
Profile
TweetsWind
Mobile
qrcode
Sponsored Links